9.30.2012

【Residence】リュウ氏によるArtistTalkを行いました。

9月29日(土)にはリュウ氏によるアーティストトークを行いました。
「パフォーマンスアート」と呼ばれる芸術分野の概要から、自身の最近の作品まで語っていた抱きました。
トークでは、絵画や彫刻程にメジャーな領域ではない「パフォーマンス」という分野について知るとともに、中国、イギリス、日本を転々としたリュウさんの来歴を聞くことができ、「移民」や「境界」をテーマとした作品について、より実感をもって考えることが出来ました。


トークの後には、ワークショップへの参加を検討されている方に向けて、詳細を説明しました。
何人の方が来て下さるのでしょうか。
楽しみです!

9.27.2012

【Residence】リュウ・ルーシャンによるプロジェクト「私と京都の物語」&ワークショップの詳細を紹介します。

リュウ氏の滞在中の活動をご紹介します。

今回リュウ氏が行うのは、
①自身が作品について語るアーティストトーク
②一般の参加者を対象としたパフォーマンスに関するワークショップ
③11月3日に行われる参加者によるパフォーマンス公演のオーガナイズ

の3点です。
アーティストトークとワークショップの概要は下をご参照ください。
皆さまのご参加をお待ちしております!

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「京都のまち」を舞台として、実際に土地に暮らす参加者と他の参加者が思い入れのある場所をめぐりながら、「私と京都の物語」をテーマにパフォーマンス作品をつくり、発表します。
経験の有無は問いません。あなただけの「京都の物語」をもとに、リュウ氏と作品を作ってみませんか?
*滞在中の活動*

①アーティストトーク

日時:2012年9月29日(土)13:00-15:00
会場:ミーティングルーム2
料金:無料
内容:リュウ氏による自己紹介と、「パフォーマンス」に関するレクチャーを行います。
※事前申込不要
※どなたもご参加いただけます。
※ワークショップへの参加を検討中の方は、できるだけご参加ください。

②ワークショップ日程A:2012年10月6日(土)、13日(土)、20日(土)、27日(土)、11月3日(土)、11月4日(日)
日程B:2012年10月7日(日)、14日(土)、21日(日)、28日(日)、11月3日(土)、11月4日(日)
※日程ABともに各回13:00-18:00

対象:①アートパフォーマンスで自己表現をしてみたい方
②日程Aまたは日程Bのいずれかで、原則全日程参加可能な方
③11月3日のパフォーマンス発表に参加できる方
※パフォーマンス未経験者可。
※京都に住むあらゆる国籍・年齢層の方の参加を歓迎します。

会場:制作室4
料金:無料 ※パフォーマンス実施場所までの交通費などは各自ご負担ください。
定員:日程ABともに各6名
申込:パフォーマンスに参加を希望される方は、「お名前、連絡先、参加人数、日程AかBのいずれか、希望理由(一言程度)」を添えて、京都芸術センターTEL(075-213-1000)、FAX(075-213-1004)または代表メールアドレス(
info@kac.or.jp)にてお申し込みください。

ワークショップ内容【10月6日・7日】
「空間と五感」…地図をもとに京都のまちで、場所の特徴と自分との関係について考えます。
【10月13日・14日】
「声と物語」…参加者各自が選んだ場所をテーマに、伝えたいストーリーを声で表現します。
【10月20日・21日】
「身体行為と道具」…作品のコンセプトを身体行為によって表現する方法について考え、イラストを描き、視覚化していきます。
【10月27日・28日】
「ライブ性と時間」…これまで取り上げた様々なパフォーマンスの素材のいずれか、またはいくつかの組み合わせを使ってプランを立て、作品を完成させます。
【11月3日】
パフォーマンス当日
【11月4日】
パフォーマンスの映像・記録写真を見ながら、Peer Critique(参加者同士による批評会)を行います。

9.24.2012

【Residence】リュウ・ルーシャンさんが来日しました!

京都芸術センターで行っているレジデンス事業「京都芸術センター アーティスト・イン・レジデンス プログラム2013」。
パフォーミング・アーツ部門から二組目のアーティストが来日しました。

リュウ・ルーシャン(Liu Lushan) さんです。
リュウさんは、中国北京生まれのパフォーマンスアーティストで、現在東京藝術大学大学院の博士課程に通う学生さんでもあります。
中学の時から日本に住んでいるため、日本語もばっちり。

京都芸術センターでは一般から参加者を募って、10月の土日にパフォーマンスに関するワークショップを開講、このワークショップを経て、11月3日に各参加者によるパフォーマンス公演を行います。

どんなワークショップ、パフォーマンスになるのか、ご期待ください!

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リュウ・ルーシャン略歴
中国・北京生まれ。イギリス・ブリストル大学映像研究科とロンドン芸術大学ウィンブルドンカレッジオブアートパフォーマンス研究科にて修士課程を修了。現在、東京藝術大学映像研究科メディア専攻博士課程に在籍しながら活動中。グローバル化とコミュニケーションの変容、多文化、アイデンティティ、帰属場所を研究テーマとしている。2006年より映像インスタレーション、パフォーマンス/ライブアートプロジェクトを中心に、イギリス、中国、韓国、日本、タイ、スロベニア、ポーランド、ベルギー、ドイツ、フランスなどさまざまな国際パフォーマンス/ライブアート祭で作品を発表している。
http://lushanliu.sitemix.jp/Home.html

9.23.2012

【京都芸術センター×京都市立芸術大学AIR】Oliver Herring Artist Talk

9月16日にオリバーのアーティスト・トークを行いました。
お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。

初期の編みの技術を用いたオブジェ作品から、近年の一般の人が登場する映像作品まで、スライドやビデオを交えながら話してもらいました。

特に見ず知らずの2人が出会ってダンスを踊るユーモラスなビデオ作品では、場内に笑いが起こるなど、終始和やかな場となりました。



トーク終了後には、オリバーと一緒に何かしたい、というプロジェクト参加希望者とミーティングを開催。自己紹介の後、やりたいこと、興味を持っていることなどを話合いました。京都では沢山の人が登場する映像作品を考えているオリバー。"The most inportant thing for my project is to have fun!"(僕のプロジェクトで一番重要なのは楽しむこと!)と話しています。

現在オリバーの映像プロジェクトに参加したい、という人を大募集中です。
興味のある方はぜひこちらからご登録ください。




9.13.2012

【京都芸術センター×京都市立芸術大学】Oliver Herringさんが来日しました!

京都芸術センターと京都市立芸術大学が連携して運営するアーティスト・イン・レジデンスプログラム。今年度はドイツ出身でニューヨークで活躍する現代美術家、オリバー・へリング(Oliver Herring)さんを迎えます。

先日来日したオリバーさんは11月中旬まで京都に滞在します。街の人々と共に作品を創ることで知られるオリバーさんが京都でどんな作品を創るのか、楽しみです。

オリバー・へリング(Oliver Herring)
ドイツ、ハイデルブルク生まれ。ニューヨーク在住。都市に生きる人々が参加する即興的なビデオ作品やパフォーマンスで知られる。これまでの主な展覧会に、「project 53: Oliver Herring, Leonilson」(ニューヨーク近代美術館、1996)、あいちトリエンナーレ2010(愛知)、「University City」(カリフォルニア州立大学、2011)など。2002年より、簡単なルールに基づいた即興的なイベント「TASK」を開始。これまで世界各国で40回以上開催する。

                                  《Color Spit Duet (Areas For Action)》(2010)

                                                     「Nagoya TASK Party」(2010)